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呪われし姫君
生まれ落ちたその瞬間から
そう呼ばれるようになった
神官の一人は言った
呪われた子は殺すべきだ と
もう一人の神官は言った
殺しては祟りが起きてしまうかもしれない と
三人目の神官は言った
城の横に高い塔があるそこに幽閉すべきだ と
王と王妃は三人目の神官の意見に従った
呪われた子など顔を見るのもおぞましい
そう言って名を付けることもなく
一度も抱きしめることもせず
我が子を突き放した
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