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「二人に頼みがある…。」
彼は彼女を抱きしめたまま口を開く。
「何だ?」
リーナの変わりにレオが聞く。
「俺とレイラの結婚式をしたいんだ。レイラの夢でもあったんだ。」
「私ね、ウエディングドレスを来てリーナやレオに喜んでもらいたいの。」
ケインは照れながら笑うレイラの顔を思い浮かべた。
そんな、彼女の願いを彼は叶えてあげたい。と思ったのだ。
愛する妻の願いを…。
そして、彼等の決意と覚悟を示したかったのだ。
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