別れそして、覚悟

4/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
彼等は海が見える丘に立っていた。 石で出来た台の上にガラスで出来たケースの中に一面の白い薔薇を敷きつめた中に薄く化粧し花嫁衣装に着替えたレイラが横になっていた。 ケインはゆっくりとその周りの木に炎を燈していく。 その後ろ姿を2は見つめた。 3人は静かに天に登る命の焔を見つめた。 『貴方に出会えて私は幸せだった… 貴方の無事を祈るしか出来ない私を許して… それでも、貴方を愛したのは真実なの…』
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!