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「成る程、つまり。」
「ミィの世界におけるアンタはユウサク。」
「私の世界の貴方は晴彦。」
「「「……ややこしい。」」」
「まあ、ハルヒがハルヒコなら、ハルヒコが違う奴になるのは分かるな。」
「ハルヒ?」
究虎は不思議そうな顔で聞いてきた。
「お前んとこのハルヒコだ。」
「うわぁ…」
「ねぇ、この世界の私は?」
中学生今日子がそう尋ねてくる。…めんどいので中子で良いや。
「風邪、昨日滑って転んで川に落ちた。」
「大丈夫にゃの?」
「あぁ、溜まっていたアニメ見て過ごすって言ってたしな。」
「へぇ、そうにゃんだ。」
クスリと笑い、中子はそう言った。
「ねえ、それよりミィ達どうしたら良いのかな?」
首を傾げている究虎。それと同時に何かを思い出す今日子
「ねぇ、私とえぇっと究虎さんは良いけど教室行かなくて良いんですか?」
その言葉と同時に二限の始まりの鐘が鳴る。
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