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「うぅ…」
そうこうしていると今日子の目から涙が溢れだした。
「お、おい!?どうした?」
何がどうしたのか分からずにいるといきなり突進してきた。
「うわああああん!!!」
……待て、決定的な違いを今見つけた。
何時もなら今日子の顔は胸近くにあるはずだ。だがこの今日子の顔は腹近くに…それにこいつの顔の下に何やら柔らかめの感覚が…
今日子は体をビクッとさせ、俺を押し数メートル離れた。
「おまえ、誰だ」「貴方は誰?」
先程まで青空だった空は今や曇り空と化していた、
これが世にも奇妙な物語の始まりであった。
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