だから、今日子じゃありません究虎です

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「ねぇ、ハルヒコは分かるけど、貴女誰?そこは長門君の特等席だよ。勝手に座ってたら怒られるよ。」 「良い、この世界に貴方の言う長門は私だから。」 「…ぁあ、もう分け分からないんだけど。取り敢えず、もう少し簡単に言ってくれない?」 「この世界は貴方のいた世界ではない。」 「あのね、そう言うファンタジー話はそこのハルヒコに言って。それかユウサクに。」 ユウサク?誰だそれ。 「ユウサクはユウサクよ。妖怪、幽霊云々好きの。ミィと同じクラスの!」 「ミィ?ニャアの間違いじゃ…」 ハルヒコが首を傾げると究虎は一瞬にして青ざめた。 「……ちょ、冗談だよね?ミィをからかってるんだよね?」 残念だがマジだ。 「ア、アハハハ…神に従える巫女が異次元に飛ばされちゃ、笑い話にもなりはしないよ。」 「……神様にゃんだけど私。」
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