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会場が騒然としている。
神崎
(はぁ…はぁ…、負けた?俺が…!?)
神崎は事態を飲み込めずにいる。
ついさっき、いきなり現れた男に勝負を挑まれ、返り討ちにする筈だった。
神崎
「クッ、お前 名前は?」
男は少し間をあけて返した
「…稲葉、光(コウ)」
神崎
「初めて聞く名前だな、今まではどこで走ってた?」
光
「そんなことよりさ、この町でアンタより強ぇ奴はいんのかい?」
「テメー、神崎さんになんて口のきき方してんだ?」
走盟會、副頭の塩谷が光の胸ぐらを掴んだ
神崎
「おい、やめとけ」
塩谷
「すいません…」
そう言って手を放した
神崎
「俺より強ぇ奴か、いるぜ?一人」
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