第1章 始まり

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セトは、少し不安になっていた。 何故、スター、彼は今の私の事を知っているのだろうか? そして、彼は私の腕を、 見込んでの話とも・・・ 彼は、一体、何を求めて今更、私とコンタクトを取りに来たのか? しかし、当時の彼は、働き者で、信用出来る男だった。 時間は、人を変えると言うが、彼に限って・・・ 無機質なテレビの音の中 そんな事を考えていた私は、夕食の後の、普段飲まないワインのせいもあったのか、そのまま、ソファーで、寝てしまっていた。
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