序章

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昔々、日本が江戸時代だったころ、一人のサムライがいました。 彼は偶然助けたキツネの与助に「私はエゾの地より丸太に乗って参りましたが、帰ることができなくなりました。 どうか一緒にエゾに来てください。そうすれば助けていただいたお礼もできます。旅の途中で危ない目にあっても助けていただけます。 私にはエゾに残した妻と子がいるのです」と必死でお願いをしました。 すると、サムライは「よし、分かった。お主の子供と奥さんのために、お前を無事にエゾまで送り届けてやる」と言ってやりました。 ということで、そのサムライはエゾの地を目指し、旅立つことにしたのです。 その名も やたろうざえもん
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