真夜中の山

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俺達は懐中電灯を一持ってきた。 辺りは真っ暗。 スタート地点で俺が言う。 『この前、昼間に俺が一人で下見に来たんだ…。 何かいい心霊スポット無いかな~って思ってさ~。 森の中をさまよってたんだ。 そしたら、赤い鳥居がたくさんある階段を発見してさ~。 階段上がっていった所に狐の神社があったんだよ。 それだけでも気味悪かったんだけど…。 その隣に森に続く細い道があって興味ほんいで行ってみたんだ。 そしたら、勇気鉄線で囲まれた場所を発見したんだ。 中に入ったら完全にやばいですよ空気満々だった。 しかも中に何か変な塔が一本立ってて、それを囲むように、木でできた棒が無数に立ってたんだよ。 しかもしめ縄に白紙がぶら下がってるのが棒から棒へと無数に繋がってんだよ!! 世に言う結界みたいなやつ! まぁ~俺はためらいもなく勇気鉄線を何とかくぐり抜け中に入ったけどね。 (笑) そんで、よく見たら棒に何か変な文字がたくさん書いてあって、たくさん立ってる棒の全部に書いてあったんだよ。 で~!! 真ん中の塔に近寄って見たら何か祭ってるっぽいってのだけ分かったよ。』 友達3人。 『まさか…』 『そんなとこに今から行くんじゃ…』 俺は笑みを浮かべながら一言。 『もち』 友達。 『いやそれやばすぎやろ』 俺。 『だから良いんだよ。幽霊でやすそうじゃん。(笑)』 この時、俺以外のやつらは恐らく…。 『今日はマジで終わったな…』 って思っていただろう。 ましてやそんな所で肝試し&『霊を見る方法』なんて…。image=371081108.jpg
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