いち

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「はる!!」 一年前に殺された満晴先輩は私を明るくしてくれた。 「藍子だ--!! 元気してた?俺、 寂しかったんだからな--」 「土日くらい いいでしょ(苦笑)」 「う゛ぁぁん(泣) 藍子のばかぁぁぁ くーでれーぇぇいだっ!? なぐんなぐでも いいじゃぁぁぁぁぁあん」 「どっちが馬鹿だ。」 楽しかった。 で も 「…………ぅああ!!!!!!!!いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」 あの死体。 いつものはるが もう、私に優しく出来なくなって。 クラスの人気者のはるを 皆から奪った私は 独りになった。 はるも居ないのに… 辛い。 はる… まだ私は あなたが好き。 天国の君は どうですか。 貴方は どこへ行っても 人気者だけど。 覚えてる? 初デートで はるってばナンパされまくって、私はるに嫉妬した。 こんなに 好きなのに 愛してるのに 傍に居ては くれないの? その時 室内にいる私の脇を 一陣の風が吹いた はるが 私をデートに誘ってる そう思えた。
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