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ここまでだと、僕が最も嫌う『主人公』の座に、自ら進んでいるようなモノだろう。
フラグを普通に回収するなんか、それこそただの脇役にはふさわしくない行動だし。
だがしかし、
作戦の二段階目、これが重要。
幼い知恵をふりしぼった、ひねくれた作戦。
成功するかもわからないのに、無謀にも実行してしまった、
僕の将来の全て賭けたイベント。
それが、
『幼なじみに告白して、振られる!』
作戦 である。
・・・・・・・・・・・・。
いや、待ってほしい。
そんな哀れな人を見るような目で見ないでほしい。
こっちだって、真剣に考えた結論がコレとか、無いわ!と薄々感じているんだ。
でも、僕はやっちまったんだ!
過去の汚点は、黒歴史は、取り消せないんだ!
何やってんだよ、幼き僕!
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