第六話 密室

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トラウマのフラッシュバックはさておいて、 僕は、このドミノだらけの部屋で跳ぶと決意した。 由宇のためにも。 脇役のためにも。 跳べる。 いや、 跳ぶ! 飛ぶ!! 翔んでやる!! 僕はベッドから起き上がり、 手早く窓を解錠し、開け放った。 僕「うおおおおぉーッ!!由宇ッ!!」 ベッドを力強く蹴り、 大きくジャンプした! 窓の向こう側へッ!! 僕「明日って!今さッッ!!!!」 ―――――寝起きから10秒経過! 僕は、二階の窓から飛び降りた!!
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