第六話 密室

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僕「つまり由宇は、ドミノが並ぶ密室で、ドアも窓も使わずに、脱出してみせた、ってコトだ。」 由宇「・・・あらビックリ。まるでマジックショーね。」 僕「何故そこで他人事のように話す!?由宇のコトだよ!?」 由宇「・・・だって、私としては特に気にならないし。」 僕「僕が気になるの!というか、僕の部屋だし、密室だし!気になって仕方がない!」 由宇「・・・別に気にする程でもないと思うけれど。」 僕「・・・それなら、ちゃんと説明して、僕を納得させてよ。」 由宇「・・・私が魔法の力で全てのドミノを自由自在に操って、普通にドアから出ました。説明終わり。」 僕「へー、そっか。なーんだ。 って納得できるかッ!!!?」
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