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僕が土下座の体勢を維持したまま、魔王様の説教が始まる。
由宇「・・・妹から話は聞いたけれども、伊野君は妹からの手紙をゴミ箱行きに書き換えたそうね?
・・・どういうつもり、だったのかしら?」
・・・とりあえず藪良の扱いがゴミ箱になってる件について。
僕「わ、脇役としての防衛本能が働いて、とっさにやってしまいました・・・!」
由宇「・・・防衛本能?」
踏みっ。
惨めに土下座している僕の後頭部に、由宇が座ったまま素足で踏む。
・・・甘んじて受けよう。
由宇「・・・貴方のその突拍子もない行動で、その後に盟がどうなるかとか考えなかったの?」
僕「これっぽっちも考えていませんでした・・・!」
グリグリグリグリ。
僕の頭に乗せている足で、少し強めに踏みにじられる。
・・・甘んじて受けよう。
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