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由宇「ちゃんと人の気持ちを考えて行動なさい。
伊野君が脇役にこだわるのは別に構わないけれども、他人を巻き込まないでほしいわ。」
僕「申し訳ございませんでした・・・!」
朝っぱらから幼なじみに土下座して後頭部を踏みにじられる僕。
今にも泣き出してしまいそうだ。
由宇「盟の機転で、最悪の事態は回避したらしいけど、もしゴミクズ男に何かされていたら、貴方は今日目覚めるコトはなかったわよ?」
永眠してたから。
僕「・・・ッ!!?」
ゾクゾクッ・・・!
背筋が凍るような恐怖を感じた。
幼なじみの僕にはわかる。
この殺意は本物だ。
・・・そっか、昨日の放課後まで楽観視していたが、死ぬ可能性があったのか。
由宇「・・・全く、よりによってあんなゴミクズに渡すだなんて。どんな神経してるのよ貴方は。」
どうやら藪良幸司、改め、ゴミクズは相当嫌われているらしい。
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