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環「起きろ」
雪「……ん」
環「もう7時だぞ」
雪「……え!?」
私は慌ててベッドから起き上がる
環「ったく、いつまで寝てるんだよ…
二人ともとっくに起きてるぞ」
雪「う、嘘!?ご、ごめん!今すぐご飯作るから」
環「いや、俺が作ったからいいし」
雪「え…嘘……」
環「はぁ…お前朝弱すぎ…別にいいけど」
雪「うう…いや、本当ごめん」
まだ怠いカラダを起こしリビングへ向かうと
朝から明るい声が聞こえてくる
「卓!それ、あたしのだよ!」
「うるせ!優が食べるの遅いから悪いんだよ」
「あたしは好きなものは最後に食べる主義なの」
「きもっ。」
ゆっくりとリビングのドアを開けると、可愛い二人が私を迎えてくれる
「あ。ママ!!おはよう」
雪「おはよう。優」
「ママおはよう…ってか優うざい…」
雪「おはよう。卓」
「聞いて~卓がね…私のウインナーを」
雪「ふふ…」
すると私の後ろから大きな影がスッと入り込む
「あ!パパぁ~…」
優は環に勢いよく抱き着き甘えるように顔を埋めた
環「どうした?また喧嘩か?」
「卓がぁ~…」
「優まぢムカつくし。いちいちパパに告げ口すんな」
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