第四章

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「「はい」」 全員が頷いたのを見たはやては解散、と言って足早に会議室を去る。 それに続いて隊長陣も去っていく中で、なのはがオルダに話し掛ける。 「この後時間空いてる?」 「……?空いているが、それがどうした?」 残っている仕事は軽いデスクワークぐらいなので、正直暇を持て余していた。 「なら新人達の訓練の手伝いをお願いしたいんだけど、いいかな」 「いいが、ヴィータ副隊長やシグナム副隊長では駄目なのか?」 「そちらにはもうお願いしたんだけど、シグナムさんには断られちゃって」 あはは、と困ったように笑うなのは。 「そういう事なら力を貸すが、俺は教えるなんて高尚な事は出来ないぞ」 オルダのネガティブな発言を真剣な顔で否定するなのは。 「そんな事ないよ、フェイトちゃんにいつも教えているじゃない」 その言葉に頭を掻くオルダ。 「あれは教えてる、って言えるのか?ただ練習相手になってる、って感じなんだが」  
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