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教えるとフェイトに言ったが、オルダ自身、あんまり教えてるって感じがしないのを悪く思っていた。
「そんなことないよ。たまにしか見てないけど、ちゃんと先生出来てるよ」
「ならいいんだが」
はぁ、とため息をつくオルダ。それに大丈夫だよ、とフォローするなのは。
「じゃ、訓練着に着替えてから行くから先に行っててくれ」
「わかった」
そう言うと、なのはは会議室を足早に去っていった。
「俺も急ぐか」
オルダも会議室を足早に去っていった。
★
「――――――――」
オルダが訓練スペースに着くと既に、なのはとヴィータの前に新人達が整列していて、なのはが何かを話していた。
「すまない、遅れた」
「あっ、オルダ君。調度よかった、これから訓練を始めるところなんだ」
新人達を見ると、既にデバイスを装備していて準備万端といった出で立ちだった。
「「よろしくお願いします」」
新人達がオルダに挨拶する。
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