第四章

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教えるとフェイトに言ったが、オルダ自身、あんまり教えてるって感じがしないのを悪く思っていた。 「そんなことないよ。たまにしか見てないけど、ちゃんと先生出来てるよ」 「ならいいんだが」 はぁ、とため息をつくオルダ。それに大丈夫だよ、とフォローするなのは。 「じゃ、訓練着に着替えてから行くから先に行っててくれ」 「わかった」 そう言うと、なのはは会議室を足早に去っていった。 「俺も急ぐか」 オルダも会議室を足早に去っていった。        ★ 「――――――――」 オルダが訓練スペースに着くと既に、なのはとヴィータの前に新人達が整列していて、なのはが何かを話していた。 「すまない、遅れた」 「あっ、オルダ君。調度よかった、これから訓練を始めるところなんだ」 新人達を見ると、既にデバイスを装備していて準備万端といった出で立ちだった。 「「よろしくお願いします」」 新人達がオルダに挨拶する。  
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