巡り逢い

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初めからそうだった 僕らは誰かと比べられ生きて来て 個性だなんだって 言ったって結局は周りとの比較だろう?   くだらない  いらない そんなこと思いながら そんな事を無理矢理頭に叩き込む度に 心が崩れていった その心を誤魔化す為に 無理矢理笑おうとした 笑えてたかな? そんな笑えない残酷なこの世界で二人は 出逢えた それはもう 何百億年も前から決まっていたことのように思う 僕は君に巡り逢い そしてお互いの幸せを願えるんだね そうそう出来ないことだと思うんだ だって結局人は 自分が可愛いから 自分以上に守りたいものが 僕にとって君。 君にとって僕。だから お互いに幸せを願えるんだね 僕があくびをした 君もあくびをした それさえも愛しくて 君の明日が 僕の全てに変わった
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