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月明かり
何処かで誰かに呼ばれた気がした
ゆらり 何故か ゆれる 心
私の身体が動き出す
月が静かに照らし出す道を
私は
息を切らせ
走り 続ける
辿り着いた先には
何もナカッタ
走ることを
諦めた私は
何処か分からない場所で
息を殺して
泣いてた
必ずここにあると信じて
手を伸ばしたのに
なのに
探していたものは
何処にも見つからない
どんなに私が
手を伸ばそうと
私の前には
果てしない闇が
広がるだけ
それでも私は
伸ばしツヅケタ
気づくと身体が 動き始める
月が静かに照らし出す道を
私は
自らの手を握りしめ
また走り始めた
辿り着いた先には
何も...
例え
何も無かった としても
私はきっと走り続ける
何処かで君に呼ばれた気がした
それが私の
君を探す為の 言い訳
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