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「あぁ~、めっちゃ楽しかったわ~!」
俺は優飛(ゆうと)
普通の高校に通う高校一年生。
無人島から帰ってきて、いつもの十字路で、旅行の話をしていた。
優「またいこーぜ。」
みんな「うん!」
俺たちは楽しみすぎて、体力が限界なんで、そこでバイバイをし、それぞれの家に帰っていった。
帰り道が一緒の和輝(かずき)が、ふと疑問を口にした。
和「なんかさ、今日やけにシーンとしてない?
まだ9時前なのに。」
優「みんな寝ちゃったんじゃない?あぁ~疲れた~。」
特に気にしてなかったからそう軽く答えた。
和「そうかなぁ~…まあいいや、バイバイ!」
優「おう!バイバイ!」
と言い和輝と別れた。
家に着いて、玄関のドアを力強く開け、大声で叫んだ。
優「ただいま!」
シーン…
優(誰もいないのかなぁ…車はあるのに)
ちょっと不機嫌になりながら、リビングのドアを開けた。
すると、キッチンの方で座り込んでる父親が見えた。
優「なんだ、いるんじゃん。ただいま!」
返事がない…
目の前にいるのに聞こえてないはずがない
さすがにおかしいと思ったからすぐに駆け寄った
優「どうしたの!?大丈夫!?」
肩をゆすり、やっと父親が反応した
だが…
振り向いた瞬間、俺は言葉を失った…
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