493人が本棚に入れています
本棚に追加
「洙果ちゃん、降りて。」
エンジンを止めた和樹に頷いて、あたしは車を降りた。
緊張した風を装って、抱かれた肩を竦め、エントランスへと歩く。
部屋に入るなり、和樹は、キツく抱きしめて来た。
熱いkissをして、抱き上げたあたしをベッドへと運んで‥
有無を言わせず、服を脱がせた。
じれったい駆け引きを、必要としないんだ。
強引なとこ、すきだなって思った。
「ね、電気‥、消して?」
狼に狙われた子羊みたい。
ちょっぴり震えた声で、あたしは彼に囁いた。
最初のコメントを投稿しよう!