月の目
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気を落ち着けるように、ゆっくりと階段を昇った。 二階にあがり、「AYAKO」と書かれたプレートのかかる部屋の前で立ち止まった。 呼吸を整えた。 心臓が高鳴っていた。 頭の中で、例の噂が幾度も反芻していた。 『三輪絢子は、一ヶ月前・・・』 身震いした。 まるで大きな罠を目の前にしているような。 足を踏み入れてはいけない場所に、 入ろうとしているような。
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