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「でも誰も宴会中は月なんて見てなかったもの。 そんなものよ」
「人、妖怪、生きる物は群れをなして騒ぐのを好むものよ。例外を除いてね」
「ふーん。 でも片付かないからそろそろ出て行って貰えない?」
「あなたには風流というのがわからないのかしら。 まぁ長居しすぎたわね。 ほらイナバ、帰るわよ」
「うにぁぁ……ふぃ…ひめしゃま……?」
ひどく酔っ払っているからろれつが回らないようだ
「しかたないわねぇ。 よっ…と」
輝夜は鈴仙を背負った
「あら? あんたはそんなに力あったの?」
「私は私よ。 それ以上でもそれ以下でもないわ。 それじゃあね、博麗の巫女さん」
主が従者を背負うという不思議な姿で帰って行った
「はぁ……ろくすっぽ冬仕度なんてできなかったわ。 でもまぁ、これがいつも通りなのかもね」
霊夢は飲んだくれてる萃香のトックリをひったくり少し飲んだ後、にらむ萃香を一蹴して床につかせた
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