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戸を開けて入って来たのは黒髪ロングでお姫様カットの少女、蓬莱山輝夜
後ろには輝夜の永遠のライバル(?)の藤原妹紅の姿もあった
「あら? 博麗の巫女じゃないの。 奇遇ね、こんなところで会うなんて」
「そういうあんたこそ外に出るなんて珍しいわね。 永遠亭でニート生活してると思ってたのに」
「ニートじゃないわよ。 私は閉じ込められてただけ。 ちょっと永遠亭を改修するっていうから追い出されたんで妹紅を誘って服を買いに来た訳よ」
というか姫様が追い出されるって……
「つーか輝夜! なんで私もあんたの買い物に付き合わなきゃならない訳?」
「じゃあなんでついて来たのかしら?」
妹紅は『うぐぐ…』とうなると顔を真っ赤にして黙った
どうやらここに来るまでの間、ずっとこんな感じで否定しまくってるらしい
ついて来てるのに
なんやかんやでこの二人の仲は良いらしい
まぁ二人とも死なない身体で殺しあっても無駄だから息抜きもしたくなるだろうが
そして魔理沙はそんな三人をほっぽって服をあさっている
「という訳で服を見せてくださいな♪」
「あぁ、どうぞ」
上機嫌で輝夜は服の元に歩いて行った
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