迷えるF/序章の足音
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迷えるF/序章の足音
「財団は、これで正式にガイアメモリから手を引く」 その一言で財団Xによるガイアメモリ生産はストップ。 だが、それに納得のいかない者がいた 「なぜだ…なぜ最後まで財団は私を認めなかった!」 怒りを机に叩きつけた瞬間、男は何かを思い付いたかのような不適な笑みを浮かべる 「そうだ、あいつらに認めさせればいいんだ」 メモリの収められたアタッシュケースを掴み、男は歩き出した
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