序章

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やっと登りきって校門を過ぎたころ 何か日常とは違う感じがした この気持ちを不安とよんでいいのかすら分からない 不思議な感じが… でもこいつの声によってその気持ちを忘れられた 「お~いやすくーん」 うわ~朝から面倒のきたな 「ホントこの坂ダルイよね~今日は朝から康に会えたからいいけどさー 笑」 気持ち悪いとしか思えない発言を朝から言ってきやがる 低血圧な俺にとっては考えれないテンションで話しかけてきたのが 同クラで心友のはずの石島 鹸助(いしじま けんすけ) みんなは石鹸(せっけん)って呼んでる
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