四章[ここは活字一丁目]

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中学生の頃まで辛い日々が続いたけど、変わりました。 満ちゃんと高校で出会って変わりました。 人と違う私を他の子と接するのと同じようにしてくれました。 満ちゃんは活字の心地いい海に浸かる私を、優しく照らしてくれた満ちたお月様。 そんな私にとって大事な存在です。 活字ばかりを追う私を不気味がらず、喋れない私を遠ざなかった唯一の人。 私が声の代わりに文字で記す小説の感想やキャラクターの話に共感してくれたり、意見を返してくれた休み時間や、学校のパソコンでYou tubeとニコ動を沢山見た放課後が楽しくて嬉しかったんです。 夏休みや冬休みに開催されるアニメのイベントも満ちゃんのおかげで行けるようになりました。 私でもこんなに楽しい毎日を送れるんだって気が付けました。 満ちゃんが教えてくれたんだよ、ありがとう。 これからも迷惑かけてばかりだと思うけど… 友達でいていいよね…?
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