海賊少年アクル

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その光景をアクルは只々心配そうにみている。 止めようか、止めまいか....。 しかしこのままでは何が起こるか解らない。 アクルは恐る恐る二人に声をかけた。 「あの~お二人共大丈夫ですか?」 バッ!! (ヒィィ~~~~ッ) 声をかけた途端、2人の視線が一気にアクルの方に向けられた。 そして ツカツカツカツカツカ 光がこちらに向かって近づいてくる。 ツカツカツカツカツカ (まさか怒らせちゃった?) ツカツカツカツカツカ (謝らなくちゃ) ツカツカツッ 光はアクルの目の前で足を止め、相変わらず無表情で彼に視線を注いだ。
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