222人が本棚に入れています
本棚に追加
その光景をアクルは只々心配そうにみている。
止めようか、止めまいか....。
しかしこのままでは何が起こるか解らない。
アクルは恐る恐る二人に声をかけた。
「あの~お二人共大丈夫ですか?」
バッ!!
(ヒィィ~~~~ッ)
声をかけた途端、2人の視線が一気にアクルの方に向けられた。
そして
ツカツカツカツカツカ
光がこちらに向かって近づいてくる。
ツカツカツカツカツカ
(まさか怒らせちゃった?)
ツカツカツカツカツカ
(謝らなくちゃ)
ツカツカツッ
光はアクルの目の前で足を止め、相変わらず無表情で彼に視線を注いだ。
最初のコメントを投稿しよう!