～刀狩・設定集～

キャラクター紹介その二

姓名：穂村暁(夜摩)

年齢：１７

身長：１７５

体重：６４

都内の学校に通う十七歳で、閻刀・夜摩の担い手。

悪を憎み、正義を執行する勧善懲悪の具現。

幼少の頃からその傾向は見られたが、ある少女との別れを経験してからはさらに苛烈なものとなった。

妖刀はバットケースに入れて持ち運んでいるため、カモフラージュや顔を隠す意味も兼ねて、野球帽をかぶっている。

彼が夜摩となるきっかけになった少女とは恋仲だったわけではないが、特別な感情を抱いていたのは間違いない。

帽子の下は多少クセのある黒髪の三白眼、愛想はいい方ではなく、基本無口。

目付きが悪いので誤解されがちだが、悪と呼ばれるような人間ではない。

右京と、特に幼少期の右京と自らが酷似していたと考えており、共感を覚えていた。

大切なものを失った、失わせてしまった自らの無力さへの怒り、死に追いやった者たちへの恨みが、彼を復讐代行人へと作り替えた。