3分間

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3分間

余韻というものはあまり長すぎてもよくない。3分間くらいが丁度いい…。今日を思い返していた…先週は前回の余韻を拭いきれず寝不足と同時に舐めてかかり返り討ちにあってしまう。だからといっての今日…反省の色まるで無し…昨晩深酒寝不足馬鹿野郎男は普段通りBCへ…『眠いなぁ』到着。BC店員ロデム(友人)が快く迎えてくれる。『しんどいなぁ』ホリディアスリート?フッ聞いて呆れるな。今日の彼には何のオーラも無くただのくたびれたオジサンと化していた。いつものように淡々と打ち始める。体だけは感覚を記憶している。まぁ長くやってるからな。そこそこ打球はターゲットに集まっている。しかし甘くない。時間は流れてゆく…丁度10回的に弾かれた時『今日は打球が言う事を聞いてくれん!もうダメかなぁ』…諦めようとしている。的に当たり揺れる度に【いやいやそんなんじゃ入らないよ】的が首を振ってるようにも見える。その時後ろでロデムが「10回当たったから次でしょう!」…勇気付けてくれている。いやそうじゃない「もういけるだろう」と思う人と『もう駄目だろう』と思う人の違いだ。結局人の世の分岐点はそんな所にある。起きた物事に対してそれをどう受け止めるかによる。《思考した事は現実化しやすい。諦めたらそこで終了。》そんな事は分かってる。今日に限っては諦める事を思考している自分がいた…。そして気が付けば他の客は誰もいなくなっていた。182㎝の打者セキデン、見守る184㎝の店員ロデム。…BCにはその2人の大きなの男と球を打ち返す音しかなかった…。『全く何やろかなぁ』脳裏によぎっていた。『いつまで続けるんだろう?(現役)』そんな事までも。でも片隅には残っていた。ロデムの「次でしょう!」結局この一言にやっと打球は答えてくれた。ロデム応援成功。その疲れきった打球はロデムの予言通りいやあたかもロデムの指図通りに網に収まった(スポ)!第312号達成!この312回目の感謝は勇者ロデムに『ありがとう』という言葉で伝えたい。…微笑むロデム。安堵のセキデン。そして賞金を受け取り笑みを浮かべながら家路を辿る。途中今晩の酒の肴(お刺身)とご褒美をスーパーで購入。…家に着く。晩になるまで時間はまだある。…3分間のみ余韻に浸ろうと決断し今日という物語を思い返していた。そしておもむろにフタを開けると何とも心地よいシーフードの香りが漂ってきた。彼は意識を切り替え全力でそのスープヌードルを堪能し始めた。セキデン
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