唐揚げ

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今日の晩御飯は唐揚げだそうで。 オカンの作る唐揚げ美味いんです。 だからめっちゃ嬉しくて。 いや、買ってきた唐揚げの素に浸けて揚げるだけやねんけどね。 時刻は6時半。 風月家の晩御飯は大体7時過ぎやし、先にお風呂入ることになった。 オカンが作ると言うことで、先にお風呂を譲った私。 流石、超優しい。 しかし、オカンは私が想像もつかない事をし始めた。 ジュー……パチパチ… あれ?これって揚げてる音? なんや、先に作っておこうと思ったんか。 まぁその方が楽やもんなぁ。 ジュー……パチッ 母「あつっ❗あっつー❗」 風「油跳ねた?ご愁傷……え?」 母「うわ、危険‼めっちゃ熱い‼」 風「母さん……なんで裸なの…?」 そう、オカンは裸で唐揚げを揚げていた。 いやいやいやいや! それ女としてどうなのよ! 脱いだ服を着るの面倒臭かったんだろうけどさ… 流石にNGでしょ。 風「せ…せめてエプロンつけようか」 母「え、何?風月ちゃんったら裸エプロンがお好み?〓」 風「唐揚げの素浸けて揚げたるわ」 婆「なんやの、先に入らんのやったら婆ちゃん入るで?」 風「婆ちゃん既に素っ裸やん…」 風月家は裸族の集まりでした。
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