†大切な大好きな人†

5/18
前へ
/33ページ
次へ
。。。。。 「え!!?執事を辞める!?」 璃杏にとっては思ってもいない、衝撃的な言葉だった。 「そうなの。景人の奥さんが病気になって、看病してあげないといけなくなったの。」 「そ・・・・そんな!!?嫌ですっ」 璃杏の声が震える。 自分の娘の言葉に華望は困った表情をする。 「璃杏・・・・。大丈夫よ、次も良い執事を・・・「新しい執事なんていりませんっ!!」 華望の声を遮り、意見を述べる。 「わたしは・・・。景人さんがいたからっ・・・・・!!!」 景人さんがいたから。 今まで頑張ってこれたのに。  
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

163人が本棚に入れています
本棚に追加