†大切な大好きな人†

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「璃杏・・・・。でもね?」 「嫌ですっ!!」 バンッ 「璃杏!!」 璃杏は走って部屋を出て行った。 「ふぅ。困った子ね。でも仕方ないわよね・・・・・」 わたしがそうさせてしまったから・・・・・。 淋しい思いを・・・・。 コンコン。 「華望様」 「あら?景人」 景人は一礼して華望の部屋に入る。 そして華望の表情を見て、全てを察した表情をした。 「お迎えに参りますね」 「あぁ、もぅ。全てお見通しね、あなたには敵わないわ」 "お願い" 華望は景人に言う。 景人はにっこりと微笑み、部屋を後にした。  
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