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「そいつは聞き捨てならないな。まず、俺はロリコンではないし。
鏡見ろ! と言おうじゃないか、変態」
「そうだよ、変態」
便乗してきた、ミントの一言に変態が泣いた。
「ひどい、ひどいよ。わし、おじいちゃんなのに、孫に変態呼ばわり……。
しかも、何か息ピッタリじゃし………!」
蹲って、のの字を大量生産していたが、いきなり立ち上がり、
「そうじゃ、そんなに息ピッタリなら一緒に暮らせばいいじゃん! そうじゃそうしよ、
はい、ケッテーーー!!!」
手のひらをポンと叩きながら、素っ頓狂なことを言う。
正気か? と疑うが、今は反論しておかないとおかしなことになる。思い俺は、
「いきなり何アホなこと言ってやがる。正気か変態? 頭は大丈夫か?」
言うが変態は、
「ハイ、変態に発言権はありませんので黙ってて下さい」
「そのままそっくり返そう。後、俺は変態じゃない」
「大丈夫、わしここの長じゃし。ここではわしが法です」
いきなり神に昇格し、俺の発言権を奪った。
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