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なんてことだ。コイツ変態と思っていたが、変人だったのか!
くそっ、なら常識人である俺には太刀打ちはできない。変人には変人をぶつけないといけない、だが此処に変人はいな…… いや、まてよ。
手錠のある腕を引き、ミントの頭を変人に向け、
「おい、お前からもなんか言ってやれ」
血縁者に一縷の望みを駆け送り出した。
「いいですか、おじいちゃん。おじいちゃんが変態なのは、世界中の皆が知っているので別にこの人と仲が良かったりする訳じゃないのですよ!
なので、同棲とかおかしなこと言わない!!! おじいちゃんの変人プリには皆迷惑してるんだから」
孫から一切手加減無用な発言を笑顔で変人は聞き終わると、顔の形を崩さずミントに手招きした。
よってきたミントに変人が耳打ちをする。
「さ~て、選択の時間で~す。選択枠は二つ。
全裸になるか? 同棲するか、どっち?
無論~拒否権はありませ~ん!」
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