空の上

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「…行っておいで……」 神様はぼくに言った。 『…またね、神様』 ぼくは神様に手を振った。 ぼくは空の上から あの人に、ママにめがけて 飛んだ。 そして ママのお腹に入った。 待っててね。 待っててね、ママ。 もう少しでぼくが ママを笑わせてあげるから。 絶対にママを 笑顔にさせてあげるからね。
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