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雨の音に消されるように 電話がなった。。
「誰やねん…? こんな時間に…」
男はけだるそうに電話に出る。
「はい。。 誰や?」
「起きてますか? 親父が飛びました! 今 必死に探しています。」
舎弟の誠からだった。
「また 女の所でも行ってんのやろ? 決めつけるなや。」
「はい。 すいません。 兄貴… 急遽 執行部会するみたいです」
「はぁっ???今からかいや!!」
「はい。」
はぁ~とため息をつき 今から向かうと伝える。
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