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秋と言えば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、秋しまiゲフンゲフンと様々だ。
幻想郷にある博麗神社ではこんな会話がされていた。
魔理沙「なぁ、霊夢。」
霊夢「何よ。」
魔理沙「せっかくの秋なんだしみんなで宴会開いて鍋でもやろうぜ?」
魔理沙はいつもの口調でそんな事を言った。
霊夢「鍋ね~。鍋と言うにはまだ早すぎないかしら?もう少し寒くなったら考えてもいいけど。」
そう言って霊夢はお茶をすする。
魔理沙「そうか?この時期はキノコもたくさん取れるし、旬の食べ物で鍋をしたら最高だぜ。」
霊夢「そうだけど…。」
霊夢はお茶を一口の飲むと考え始めた。
霊夢「う~ん?どうせやるんだったら一番暇な年末なんてどうかしら?どうせ今年も神社に人なんてこないし。」
魔理沙「悲しいこと言うなよ。確かに事実だが…。」
魔理沙は苦笑いをする。
霊夢「どちらにしろ今は宴会が開けないのよ。夏に宴会を立て続けにやったからしばらくは宴会はナシ。だから忘年会も兼ねて大みそかに宴会を開いた方が都合がいいのよ。」
霊夢は言い訳ぽくそう言う。
魔理沙「分かったぜ。だが霊夢、どうせやるならもっと盛り上がる宴会にしたいぜ!!」
魔理沙は立ち上がってそう叫ぶ。
霊夢「じゃあどうするの?みんなでチャリティと称して誰か適当にマラソンやらして、賽銭箱の中にお金でも入れてくれるの?それなら盛り上がるわよ、私は。
あっ、ちなみに私は走らないから、めんどくさいから。」
霊夢は本当にめんどくさそうにそう言う。
魔理沙「どこの24○間テレビだぜ…。それに宴会関係ないぜ。
だから、普通に鍋をやるんじゃなく、もっと盛り上がる鍋がしたいんだよ!!!
そう、let's partyだぜ!!!」
霊夢「うるさいわよ。ちょっと落ち着きなさい。で、いったいどんな鍋パーティーにしたいのかしら?」
魔理沙「決まってるだろ…
闇鍋だぜ☆」
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