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「そう言う事なら…」
「?」
祢斗さんは滉輝君の顔を一度見てこう言った
「滉輝…君がクイーンを…治してあげて下さいね!」
へっ?私を治す…もしかしてさっき遅かったのは私の病気の事をはなしてたのだろうか
「おっ…俺が!?」
「顔に『俺がやります』って書いてるから…仕方なく」
「ばっ///そんな事…俺の顔に書いてる筈が無いだろ!!」
ぜってぇ…おちょくってやがる
でも1人…信じてる奴がいた
『滉輝君の顔に字が書かれているんですか?』
そう言ってクイーンが俺の顔を見ようと近付いて覗いてる…しかも手が顔に触れた
「ちょ///クイーン…俺にそれ以上近付いては…駄目で…」
ドンッ
滉輝君がいきなり倒れてしまった
「あっ…やっちゃいました」
祢斗さんは…ため息をはいてる
『こここ…滉輝君!?』
えっ…私なんか変な事してしまったのだろうか
『どうしよう』
「クイーン…滉輝は女性恐怖症なんです」
『えっ?』
女性恐怖症…?
滉輝君が?
頭の中がパニックしだした
『どうして…』
私の知らない間に滉輝君が変わってしまってた
そういえば…最近ずっと部屋に入って来なかった
忙しいとか色々言ってから…それ程まで気にして無かったが
でも今日はお医者様を連れて来るが為入って来てた
それは何故なんだろう
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