DAY 6

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5分後、壁越しに聞こえる下品な笑い声も、カタカタとうるさいタイピングの音も、ぴたりと止んだ。 "彼"は安堵すると同時に、同情と呆れを覚えた。 (情けない奴。いくら中身が別人とはいえ、15も年下の"妹"からの恫喝で、怯み上がるなんて。ああはなりたくないものだな)
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