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「なぜここに囚人がいるのだ!」
「何かの手違いだろう。さあ、こちらに陛下」
看守ではない。も、もちろん俺を殺しに来たわけでもなさそうだ。
あわただしい雰囲気の中、重装備の騎士団が鍵を開けて牢獄に入ってきた。
「下がれ囚人!邪魔するようなら斬って捨てる!」
「囚人よ、大人しくしていれば危害は加えない。我々はそこにある秘密通路を使いたいだけなのだ」
美人指揮官レノルトと優しそうな騎士ボーラス。
飴と鞭ってわけか
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