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学園へ帰る途中ユーグリッドはユウトにある質問をする
「ユウトさん、なんでこの子達を引き取ろうとしたんですか?」
「あぁ、こいつらは……あの~、重たいから降りてくれる」
ユウトはのしかかって来たバウンドドッグを降ろす
「こいつらはレベル高いモンスター扱いで毛皮として高く売れんだ………売ろうとは思ってないからユーにクリスにおまえら、俺をそんな目で見るな」
ユウトの発言に全員警戒する目でユウトを見る
「元々は希少種で高レベルのモンスターに上等の毛皮が取れる
町長はそれを聞き、わざわざあそこに畑を作り始めた」
「「………」」
ユーグリッドとクリスは黙って聴き入る
「多分だが
バウンドドッグが攻撃が来たからハンターに頼み、報酬とし倒したバウンドドッグにして
自分達は畑の敷地を手に入れる
けど問題が発生した
そのバウンドドッグには子供がいて、夜に作物を荒らす
今回もハンターに頼めば良いが手放すのは惜しい
どうせ殺すなら捕獲して、檻に監禁して、大人になってから殺せば良い
その為にはって思ったんだろうね」
ユウトは苦汁を飲んだような嫌な顔をする
「………殺してくる」
クリスは踵を返し、行こうとしたら
「学長に話せば平気だから行くな」
「………わかった、ユウトに従う」
クリスは戻って来た
「じゃあ、急いで帰るぞ」
ユウト達は走って帰る
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