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「ふ~やっとまともな休みが来たぜ~」
ユウトは肩を回す
自由時間になれた俺達は約二日間で学園が募集してるアルバイトを行い
やっと解放された
バウンドドッグ達は学長に盗られたまんまだった
「課題も一息ついたし、町に行ってみるか」
ユウトは財布と鞄を持ち自分の部屋から出る
―交易都市ダモン―
一番近い町でアイビス学園も此処までは許可していて
申請すれば遠くまで行けるけど
どうしてここに来たかというと
「本でも買って時間潰しにするか」
ユウトは本屋を捜し始める
少し歩いたらユウトはとある一軒の古びた家に止まる
「古本屋か………まぁ、ウイに何冊か買ってやるかそうすれば喜ぶだろうな」
ユウトは古本屋に入る
「…………」
じっくりと本棚や床に無造作に置かれた本を見定める
倫理、経済、心理、帝王学………確かに古本屋らしく堅苦しいもんだな
………あっこれは
ユウトは一冊の本を取る
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