0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
"ＡＭ９:００"
俺が和兄と話していると
｢あ〓〓っ!!｣
｢ん??｣
[どっかで聞いた事有る声だな………]
声の主が居るかと思われる方向に目線をやると……
｢あぁ〓よっ!二度目まして｣
<ｶﾞﾝっ>
｢イッタい!!いきなり殴るな｣
｢変な日本語を使うな｡なんだ二度目ましてって｣
｢今日の朝逢ったんだよ｡あそこの踏切で｣
｢おっ……そうなのか………えっと……｣
｢吉井です｡吉井奏(ﾖｼｲ ｶﾅﾃﾞ)です｣
｢名簿順でやってたがどっかのバカのおかげで奏だけちょっと先になったな｣
｢またバカ扱いしやがって……食らえ……｣
<ﾌﾞﾝｯ!!>
｢待て海人……お前の蹴りは殺人技だ｡謝るからとまれ｣
｢仕方ないな………
今日は
許さねえよ(笑｣
<ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ>
いきなり空気を静めさせるかのような拍手
｢兄弟喧嘩止めてさぁ〓早く自己紹介終わらせな〓い？｣
[駿とは同じクラスか…って事は……やっぱり鈴も一緒か]
｢あぁごめん｣
｢僕先するねぇ〓良いよね？和志さん｣
｢あぁ良いぞ駿｣
最初のコメントを投稿しよう！