Peace1 始まりの季節

13/22
前へ
/76ページ
次へ
ゆり「龍騎!? 早く、家に帰って来て!! 紅葉ちゃんが……」 それを聞いた瞬間、龍騎の顔つきが変わり、ベンチに座り込んでいた作弥を呼びつけた 龍騎「紅葉がどうかしたのか!? とりあえず、すぐにもどるからもう少し頼む!! 作弥、お前も来い!!」 作弥「えっ、あっハイ!!!!」 急に呼ばれビックリしたが、龍騎の顔を見てすぐに緊急自体だとわかり、煙草を靴底に押し付け柵を飛び越え、龍騎のバイクの後ろに乗った 龍騎「ポリに捕まりたくないから、マッハで飛ばすからな」 作弥「えっ、ちょ……」 一旦、作弥が乗ったのを確認するとアクセルをおもいっきり回した 龍騎「振り切るぜ!!!!!!」 作弥「あ、兄貴、ちょっ…… ギィヤアァァ!!!!!!!!!!!!」 ヘルメットを被っていない作弥は前から来る風に髪が逆立ち、息が出来なくなっていた そして2人がいなくなった公園 地面には2人が捨てっていた煙草が落ちていた そんな煙草を女性が拾い上げ…
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加