Peace1 始まりの季節

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そう言って男は猫を抱え、腰を振りながら二人にジリジリと歩み寄って来た 龍騎「お前マジで、それ以上近づいて来たら、敵と見なし殺すぞ!!」 京粋「も~、龍君たら…… でもそんなアナタが、私は好きなの きゃ~~!!!」 頬を赤くし、その顔を両手で隠す京粋 すると、抱えていた猫が落ち逃げ出した ミク「京粋!!、猫!!、猫!!」 京粋「あぁー!! 待ちなさい、猫ニャン!!」 猫達が京粋の言う事など聞くわけもなく、抱えられていた猫達は集団で走り出した ミク「バカ京粋!! なにやってんだょ!!」 京粋「だって~」 反省もせず片目を閉じながら龍騎を見詰める京粋だが 龍騎は手で京粋からの視線をカットしていた 夜鍋 京粋 《やなべ きょうすい》 見ての通りのオカマ ミクのとは全く違い、京粋は小学生ぐらいからずっとこんな感じである ただそれが原因で小・中でイジメにあい、中学三年の時にこの家に来た
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