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そう言って男は猫を抱え、腰を振りながら二人にジリジリと歩み寄って来た
龍騎「お前マジで、それ以上近づいて来たら、敵と見なし殺すぞ!!」
京粋「も~、龍君たら……
でもそんなアナタが、私は好きなの
きゃ~~!!!」
頬を赤くし、その顔を両手で隠す京粋
すると、抱えていた猫が落ち逃げ出した
ミク「京粋!!、猫!!、猫!!」
京粋「あぁー!!
待ちなさい、猫ニャン!!」
猫達が京粋の言う事など聞くわけもなく、抱えられていた猫達は集団で走り出した
ミク「バカ京粋!!
なにやってんだょ!!」
京粋「だって~」
反省もせず片目を閉じながら龍騎を見詰める京粋だが
龍騎は手で京粋からの視線をカットしていた
夜鍋 京粋
《やなべ きょうすい》
見ての通りのオカマ
ミクのとは全く違い、京粋は小学生ぐらいからずっとこんな感じである
ただそれが原因で小・中でイジメにあい、中学三年の時にこの家に来た
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