Peace1 始まりの季節

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龍騎「なんだょ」 つかつかと自分の前に歩みよる女の子に、睨むようにして見るとピタリと止まり…… 奏「アナタのゴミ…… あんな所にゴミを捨てるなんて本当、最低 ゴミ以下ね 廃品回収でも扱ってくれない、粗大ゴミ級の生ゴミね」 そう言って、龍騎にあるビニール袋を突きつけた 中にはタバコの吸いがらが入っていた いきなりの言葉 あまりの出来事に周りにいた 龍騎はもちろん、龍我も涼極も言葉を失った 龍騎「……ふ、ふざけんな!!!! 何で、見ず知らずの女からこんな……ってかゴミ、ゴミ、ゴミって何回、人の事をゴミとか言ってんだょ!!!!」 ビニール袋を奪い取り ぶちギレる龍騎 だが、女の子は平然とした顔をしながら…… 奏「五回…… ついでにアナタは四回、ゴミって言ってる……」 龍騎「っざけんな!!!!!!!!」 涼極「龍騎、落ち着け!? おい龍我、龍騎を押さえろ!!」 龍我「あっ、あぁ!!」 龍騎「止めんな、人への言葉遣いを体で覚えさせてやる!!」 つかみかかる龍騎の両脇に腕を通し押さえる龍我 だが、龍騎は諦めず女の子に向うとしていた コレが龍騎と奏…… 2人の最低の出会いだった
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