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だが、静まり返るこの状況でも冷静に奏に涼極は話した
涼極「……いきなりの顔合わせだしな
本当はここで食事をとらなきゃいけないんだが……
後で部屋に持っていかせるょ」
ポンポンと頭を叩くと、また小さく会釈をした
奏「わがまま言って、ごめんなさい」
すると、涼極は首を横に振り笑っていた
涼極「じゃ、部屋に案内するから来なさい
紅葉、一緒にいいか??」
手を招き紅葉を呼ぶと、その前にいた龍騎を少し見た
ひじをつき、完全に正反対の方を向き、目を合わさないようにしていた
その隣で龍我が涼極を見て静かに頷いていた
紅葉「は~い!!
私が紅葉で~す
よろしくね!!」
元気に立ち上がり、トテトテと
奏の方に歩み寄り、片手を差し出した
涼極「紅葉だ
今日から一緒の部屋だから仲良くするんだぞ??」
ニコニコし、奏の片手を掴み半ば無理やり握手する紅葉
奏「……よろしく」
そう言い、握手する手を無理やり振り解き、また顔を下に向けた
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